パソコンのBIOSとは?

BIOSはパソコンの中に入っている重要なプログラムの一つです。
Basic Input Output Systemの略でバイオスと読みます。

ノートパソコンでもデスクトップパソコンでも必ず搭載されているプログラムで
OSの起動やPCと接続機器の間の入出力を制御する働きをしています。
パソコンの電源ボタンを押すと真っ先に読み込まれるプログラムです。

PCに詳しくない人の場合、名前を聞いたことはないかもしれませんが
青い背景に英語で表記される独特の画面は誰もが一度は目にしたことがあるでしょう。
目にすれば「あ~これがBIOSかぁ」と思うはずです。

BIOSは通常、触る必要のない画面です。
不必要に触って設定を変更してしまうと様々な不具合が出てしまいますから
通常は設定を変更してはいけません。
特にパソコン初心者の方は特別な理由がない限り決して触ってはいけません。

BIOSに入るためには、電源を入れてOSが立ち上がるまでの間に
F2などのファンクションキーを押しましょう。
押すボタンはメーカーによって違いますが、OSを立ち上げたときに案内が表示されているはずです。

普段はつかうことのないBIOSですがPCの各パーツや機能に問題が生じていないか
検査する機能があるため、PCに不具合が起きたときに原因特定するのに役立ちます。
特にOSが起動しない場合にはBIOSに問題があることが少なくありません。
このときには初期化することでOSが起動するようになるケースもあります。