ノートパソコンの電源部分や排気口の周辺が異常に熱くなることがあります。故障かもしれないと慌てる人もいると思いますが、パソコンが熱くなるのは普通のことなので故障だと思って修理に出したりするのは禁物です。
まずどうして熱くなってしまうのかを知る必要があります。
CPUなどは処理を行うと熱を発生させてしまいます、場合によってはCPU本体だけで100度を超えることもあります。
発生した熱はファンなどによって排気口から排出され、高熱になり過ぎないよう冷却する仕組みになっています。
異常に熱くなるということは、排気口にホコリが付着して排熱できていないかファンが機能していない可能性があります。
排気口はノートパソコンの横の部分に設置されているので、そこが汚れていないかファンが回っているかを確認しましょう。
ずっと触っていられないほど熱くなるようであれば、ホコリの有無を疑いましょう。ホコリもほとんどなく異常に熱くなるなら、ファンが何らかの原因で故障し排熱できていないと思われます。
余りにも熱くなりすぎるとパソコン本体が故障してしまうこともありますので、清掃して状態が改善しないようであれば修理に出してみましょう。ちょっと熱いぐらいであれば、普通のことですので故障ではありません。
なお、デスクトップパソコンに比べると、ノートパソコンは排熱できる場所が限られておりどうしても熱を溜め込んでしまう構造となっているのです。