パソコンが遅い!多くの場合、この4つの原因のどれかです

パソコンが遅くなる理由は多くの場合、以下の4つが原因です。
パソコンが遅いから買い換えようかな?と考えている人は、
一度、該当る問題がないか調べてみることをオススメします。

1.ウィルス対策ソフトの影響
最近はウィルス対策ソフトによって遅くなると言う問題はだいぶ改善されてきました。
それでもウィルス対策ソフトがパソコンをスキャンしたり、ファイヤーウォール機能を構築することで
パソコンの処理能力は少なからず消費されています。
ウィルスからパソコンを守ることは大事ですが、ウィルス対策ソフトがまさにウィルス的な
動きをしてしまっていることに問題があります。

2.メモリ容量の問題
メモリとはパソコンにインストールされているソフトを効率よく動かしたり、
データを記憶することでスムーズな作業を可能とする働きがあります。
しかし沢山のソフトを起動させればそれだけメモリを消費することになり、
物理的にメモリが足らなくなるとハードディスクをメモリのように使用する
スワップと呼ばれる機能が働きだすために、パソコンの処理速度が極端に遅くなります。
あまり使わないソフトはアンインストールし、メモリの最適化を行いましょう。
またメモリ容量が慢性的に不足するようであれば、メモリの増設などの検討も必要になります。

3.HDDの問題
パソコンには情報を格納しているHDDと呼ばれる領域がありますが、
パソコンを使えば使うほどこの領域は細かく断片化されていきます。
断片化が進むとソフトを起動したり処理するのに時間が掛かるようになります。
またつかわれていないキャッシュやゴミ箱などにファイルが残った状態になると、
ディスクを圧迫してしまいネットワーク処理速度に遅延が発生しやすくなります。
断片化を解消するとともに、使われていない不要ファイルの削除を定期的に行うことで
これらの問題は解決できます。

4.ドライバによる影響
ドライバとはパソコンの周辺機器を動かすための橋渡し役だと考えてください。
このドライバは定期的に更新されるようになっていますが、古い状態のまま
更新されないでいると動作が不安定になることがあります。
正しいドライバをインストールすることで、レジストリの肥大化等の予防にもなり
パソコンが快適に動作するための下地ができると考えてイイでしょう。