PCのキーボ-ドってどうしてアルファベットが順番に配列されていないの?

誰もがキーボードを最初に見た時に思うかもしれません、
キーボードの並び順がアルファベット順でもなく
よくわからない順番で配列されていることについてです。
現在、主に使われているキーボードの配列は、
Qwerty配列と呼ばれていて、アルファベットの配置されている段の
一番上が左からQWERTYの順番で並んでいるためにそう呼ばれています。
ではいつからこのような並び順になったのか、
それはパソコンができるよりも前にさかのぼり
タイプライターが作られたときに採用されたのがもとになっています。
で、並び順が無茶苦茶になっている理由ですが、
以下の説が有力とされていますが本当のところは分かっていません。
・打ちやすい並び順にするとタイプライターが絡まってしまうから
・TYPE WRITERと打ちやすくした
・ERやTRの二重子音を左手に集めて打ちやすくした
・市場を独占するために、わざと打ちにくくし他社製品への切り替えを防止した
・活字箱の配列法をもとにした
なお、キーボードにはQWERTY配列以外にも存在します。
有名なのがDrorak配列です。
Drorak配列もまた、アルファベット順には並んでいませんが、
指と指の移動距離が少ないという利点があるようです。
しかし、世界的なスタンダードとしてはQwerty配列となっています。
日本語の入力としてはアルファベット順に並んでいる必要はないですが。